今日は誰でも1度は経験をしたことがある【ダイエット】について、
そしてその際の【栄養と抜け毛の関係について】書いていきます。
多くの女性のその後の人生にも大きな影響を与えることになりかねないので、しっかりお伝えしていきます。
どうぞ最後まで読んでくださいね。
実は抜け毛自体は栄養の問題以外にも睡眠やストレス・喫煙・病中病後の体力消耗・ホルモンバランスなどなど、
様々な理由があるのですが、今日はこの栄養と言う一点に絞って詳しく解説していきたいと思います。
栄養トラブルの種類
一口に抜け毛と栄養の問題といってもざっくりしすぎていますので、
問題のパターン分けからしてみましょう。
①栄養の偏り
・何かが足りない場合
・脂質が多すぎる場合
②栄養の不足
・貧血
もうお気づきですね? (^^)
①は偏りがあるとは言え、一定量の食事は摂れている状態。
②は栄養自体が不足していると言うもので
①とはちょっと状況が違います。
今日は②栄養の不足と言うトラブルの方にフォーカスしていきたいと思います。
貧血による抜け毛の原因は、
①貧血によるヘモグロビン不足による頭皮の栄養不足。
②その栄養不足による髪の生成力の低下。
この二つです。
貧血で鉄が不足すれば、赤血球のヘモグロビンが不足します。
ヘム鉄とグロビン(タンパク質)で合成されているのでヘモグロビンといいます。🩸
ヘモグロビンは肺から酸素を運び、また細胞代謝によって発生した二酸化炭素を肺まで運びます。
ヘモグロビンが不足すれば酸素だけではなく栄養素も運べません。💦
女性がダイエットをするときには、ご自分のヘモグロビン値が
【1dl中に11.4〜14.6グラムの基準】を意識しておく必要があります。
髪は体の最末端です。
ただでさえ届きにくい最末端。
仮に届いたとしても、必要な酸素も栄養も不足した血液。(>_<)
毛母細胞までしっかりと栄養が届いて
初めて、細胞分裂を繰り返すことができ
髪の成長を継続しているのです。
届かないのなら成長を止めて抜け落ちるしかないのですね。
栄養の視点からは少しズレますが、とてもとても大切なのでちょっとだけ寄り道させてください。🙏
毛母細胞が活発に活動するのは夜10時から夜中の2時まで。
成長ホルモンも夜中の1時から2時に最も分泌されています。
眠りについた30分後に分泌されて、その後3時間が最も分泌旺盛な時間です。
栄養とともに睡眠についてもちょっと意識的になる必要がありそうです。
どんな食べ物を食べればよいのか?
それでは頭皮の健康を維持して、髪の成長を継続するために
どんな食べ物を食べれば良いのかについてご紹介します。
===1.タンパク質
抜け毛の対策としては髪の主成分「ケラチン」の合成に必要な
必須アミノ酸「メチオニン」を含む食べ物が必要です。
マグロ赤身やナチュラルチーズ、鶏の胸肉、大豆製品などがおススメです。
===2.鉄
鉄を多く含む食べ物は赤身肉、レバー、カツオやブリ等の血合いが多い魚、あさりなどの魚介類です。
アサリの水煮は便利に使えますね。😊
野菜や豆、穀類などの植物性食品に含まれる非ヘム鉄は吸収率が低いので、ビタミンCと併せて採ってくださいね。
===3.亜鉛
髪は毛母細胞が分裂を繰り返す事で成長が出来ます。
その細胞分裂が行われるのに不可欠なのが亜鉛です。
皮膚を健康に保ったり、味覚を正常に保ったり、生殖機能全般にも亜鉛は影響があります。
免疫細胞を活性化しますので、ウィルスや細菌からもカラダを守ります。
もちろんガンの予防などにも有効です。
牡蠣、ホタテ、うなぎ、タラバガニ、煮干し、卵黄、お肉なら牛肩ロースやモモ肉が特にオススメです。
プロセスチーズ、カシューナッツ、アーモンド、納豆にも多く含まれます。
生よりも乾燥したものの方が多く亜鉛を含みますので、切り干し大根やドライフルーツなどもとても良いです。
ティータイムにはココアをおススメします。
===4.ビタミン
🌹ビタミンA
ビタミンAは頭皮の新陳代謝促進に働きます。脂溶性ですから油とともにとることがお勧めです。
吸収率がアップします。✨✨
レバー、うなぎ、穴子、卵黄、モロヘイヤ、にんじん、春菊、ほうれん草など。
🌹ビタミンC
ビタミンCは鉄と亜鉛の吸収を助けます。その高い抗酸化力で頭皮を守り
ストレスによって発生してしまう活性酸素を除去してくれる働きもあります。
赤ピーマン、黄ピーマン、キーウィ(黄色)、菜の花、イチゴなどおなじみですね。(^^♪
🌹ビタミンB
*ビタミンB1
糖質の代謝に関わり、神経や脳を守る大切な働きをします。
豚肉、うなぎ、たらこ、鯛、大豆、そばなど。
水にも溶けるので煮汁ごと食べられるお料理は良いですね。
*ビタミンB2
頭皮の健康維持に有効なのがこれです。
卵やれば、乳製品、緑黄色野菜、納豆、青魚、キノコ、今の季節なら菜の花もおいしいですね。
*ビタミンB6
髪の毛を増やしたり皮脂の分泌量を調節してくれたりします。
代謝に不可欠でセロトニン、アドレナリン等の神経伝達物質の生成にかかわります。
ねば、鶏肉、マグロ、カツオ、青魚、ニンニク、モロヘイヤなど。
*ビタミンE
毛細血管を広げて血行を改善します。抗酸化作用が強いので体をストレスから守ります。
うなぎ、ハマチ、モロヘイヤ、アーモンド、かぼちゃなど。
見逃してほしくない貧血のサイン
実は血液検査以外にもご自分で貧血をチェックできる方法があります。
チェックして頂きたいのは爪です。
爪が割れやすくなった。
横筋が入るようになった。
2枚爪になっている。
爪も髪と同じくケラチンタンパクで出来ており、末端部分です。
体感として貧血を自覚していなくても爪にはすでに症状が現れていることもあります。
勿論、抜け毛が進行しているのに、爪にはあまり変化がないこともありますから、
爪が大丈夫なら心配ないともいいきれません。
そこは誤解のないようにご理解ください。
女性は貧血に体を馴染ませる能力が男性に比べて高いようです。
私も昔貧血したことがあり、お医者様から「この数値、男性ならフラフラして仕事なんかできないよ。」
と言われたことがあります。
毎月定期的日を失う経験をしてきていることからそんな能力があるのだそうですが…。
まとめ
今日は抜け毛と栄養について書きました。
過去に無茶なダイエットをしたことのある一体験者としても、
ぜひぜひあなたが貧血にならないようにすることの大切さについて知っていただきたいと思いました。😰
先程ネットで調べてみたら、ヘモグロビン値だけではなく、
フェリチン(貯鉄量)も調べられる自己採血検査キットがありました。
すごい時代になりました。☺️
でも、もしも急激なダイエット後ですでに怠さや尋常ではない抜け毛があれば、
栄養の見直しと同時に受診をされる事が大切です!
過剰な間違ったダイエットを強行して、視力にかかわる問題が起きることさえあるのを
お忘れなく!😥💦
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
あなたのお髪と頭皮、お身体全体がいつまでも健やかでありますように。🍀
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