食欲の秋に...ちょっとだけ

尋常ではない暑さが去って、肌に触れる空気が格段に優しくなってきました。吸い込む空気も肺に心地よい感じです。

すっかり失せていた食欲も、目に映る秋の食材たちに刺激されてそろそろ戻って来るのではないでしょうか?

でも、その食欲に任せて暴飲暴食にならないように、今少しだけ意識してみた方が良いコトがあります。

あなたの大切な身体をこれから先もずっと心地よく使うために。。。

現代における「食」が添加物の問題に脅かされているのは誰もが気づいています。

1、気づいたうえで、最大限の工夫が出来ている人

2、気づいているけどあきらめているひと

3、あきらめたくはないけど、金銭的に工面が出来ずにいる人

そうですよね。。。健康食品専門店で全てを揃えるなんて一部の人にしかできないですよね。
だって学費だって、塾の費用だって、食べること以外にどれだけ工夫して捻出している事か。。。。

我が家もボーナスが授業料として何年間も目の前を素通りいたしました‼(>_<)

そこを理解したうえで一つご提案があるんです。

いきなりご家族ごと巻き込むことはむずかしいかもしれませんので、まずはご自身からトライが良いと思います。

それは「1日3食」、いつの間にかそれが正しいと思い込んでいる概念を一度取り外してみる事のご提案です。

1日に1,5食~2食生活のススメ。

私たちは、自分で物事を体感する前に、何となく刷り込まれている物を妄信してしまう事があります。

「朝ごはんをたべないと元気が出ない。身体に悪い」

アーユルヴェーダの考え方に照らし合わせても、朝は内臓を休ませる時間帯とされています。

私たちが食べ物を口にすると身体は。。。

口と食道は咀嚼・アミラーゼ分泌をして糖質分解をします。
胃はたんぱく質を分解して食べ物を小腸に送り出します。
胆のうは短銃を分解して食べ物を乳化し、アルカリ化してくれます。
膵臓は消化酵素を含んだ膵液を分泌して糖質、たんぱく質、脂質を分解します。
小腸が栄養素を消化してブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸、ミネラルやビタミンを吸収する。胆汁とコレステロールを再吸収し、大腸は、腸内細菌が食物繊維を分解してビタミンB群などを合成し、ミネラル、ビタミンK,水分、を吸収する。
奇跡の化学工場!!!!1

よくもまあこんなに黙々と正確に、無償で働いてくれるものです。
しかもノークレーム。

未病の状態のままで、しばらくはリバランスしながらでも働いてくれているのがこの健気なカラダ。

カラダをたまには「カラだ!」にするのがファスティング。

食事回数の調整に慣れて来たら、ぜひ体験されてくださいね。(*^_^*)

さて、先ほど書いたアーユルヴェーダは、勿論「食べる時間帯」以外にも「少食」を推奨しますが、、ほかにも現代人の食事の仕方を見直すために参考にしたい研究があります。

米・ハーバード大学長寿研究所からこんな興味深い発表がありました。

「1日の理想のエネルギー摂取量は1100キロカロリーである」。
「おいおい!アメリカ人大丈夫か~?」
突っ込みたくなりますが、他人ごとではありません。
日本人だって一般成人の必要カロリーは2000キロカロリーって言われてます。
勿論、労働内容によってはそれ以上に必要な方だっていらっしゃいますが。。。
殆どの現代人にとって健康長寿を目指すのには多すぎているんですね。

いきなり古い話ではありますが、やはりお釈迦様も一日の食事の仕方についてはこんな風におっしゃっています。

1、朝に0,5
2、昼に  1
3、夜に  0

やっぱり1,5食。。。

因みにお釈迦様の主治医はアーユルヴェーダ医「ジャーワカ先生」で、インドで今でも尊敬され続ける伝説の医師です。このお二人で食についてどんな会話がなされていたのでしょうか?

聞いてみた~い!

チョット話しが脇にそれました。。(*´▽`*)
ご提案に戻ります。

一度食事習慣に対する思い込みをわきに置いて、「朝に一人前の朝食をしっかり摂った時の身体の感じ」と、」「軽く口にする程度にとどめた時の身体の感じ」を観察されてはいかがでしょう?
1日ではなくて数日は観察されたら良いと思います。
意外な感覚にご自分でも驚くかもしれません。

先ずはご自分お1人で実感されると、ご家族の中に自主参加されるかたが出てきたりします。。。。で、そのうち皆さんで。(笑)
そうなってくるとこれのあとには2次的な良いことが起きたりします。

忙しい朝の食事のあと片付けがごく短時間に済み、お母さんの為の自由な時間が生まれてきます。
勿論生活習慣病予備軍の検査数値があれば、しっかり正常範囲内に、反映されます。
お薬に出費する必要もなくなるといいですね。💛
3~4か月に血液検査をしたらその成果がお分かりかと思います。

一度試してみて習慣化出来たら人生変わっていきますね!

そこからさらに一歩進みたくなった方はこちらもどうぞ。

ハーブファスティング無料体験__

空腹を我慢しない理にかなったファスティングです。(*^_^*)💛

今日も一日お疲れさまでした。
そして読んでくださってありがとうございます。

ゆっくりお休みくださいね。

関連記事

  1. アーユルヴェーダの食事(ピッタ編)

  2. アーユルヴェーダ・シロダーラ

  3. ギーとは何ですか?

  4. アーユルヴェーダの「いろは」から

  5. アーユルヴェーダで考える不安・対処法

  6. アーユルヴェーダの食事(カパ編)

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。