ギーとは何ですか?

今日はギーについて書こうと思います。

サロンにおいで下さるお客様と
カラダに良い油についてのお話になると、

決まって私の口から出るのがギーの事です。

ギーはアーユルヴェーダで
【最良の油】とされています。

アーユルヴェーダを少し学んだり、
オイルトリートメントを
受けたことがある方にとっては

アーユルヴェーダと聞くと
ごま油の方がなじみがあるかもしれません。

でもアーユルヴェーダで最良の食べる油と言ったら
【ギー】です。

それではどんなふうに最良なのか
についてちょっとご紹介してみましょう。

ギーとは何か?

ギーを栄養面からひとことで言うと
飽和脂肪酸、なかでも
中鎖・短鎖脂肪酸が多い油です。

またオメガ3と言う不飽和脂肪酸も多く
アレルギーの抑制や炎症の抑制、
血栓の抑制などの効果もあります。

=====

ひと昔前の日本では「油は体に悪いもの」とされていました。

2013年に日本人を対象にした研究で、
肉を食べて飽和脂肪酸の摂取量が増えると
【血圧が下がり、心筋梗塞や脳卒中の発症率が低い傾向】
にあることがわかりました。

体をサビさせない酸化させにくい油が
飽和脂肪酸です。

中鎖・短鎖と言うのは、脂肪の分子の
長さを表しています。

分子は短いほど抗炎症性を持っていますが、

短鎖脂肪酸はどんなもモノからでも
摂取できるわけではなく、

摂取できるのは比較的限られたモノです。

バターや酢は短鎖脂肪酸を
摂取できる食品なのです。
また短鎖脂肪酸は、
腸内の細菌が食物繊維を発酵することで
産生されるものでもありますので、

バターや酢を摂ること以外にも
お野菜や海藻類をいただく事で
産生されることも忘れないでくださいね。🍀

それでは次にギーとバターとは
どう違うのかを見てみましょう。

ギーとバターの違い

バターの方は皆さんよくご存知ですが、

ギーはまだ聞いただけでピンとくる方が
少ないかもしれません。

マドンナさんやナオミキャンベルさん、
国内のモデルさんなどが召し上がっている
「美容と健康に良い油」として
一時ブームにもなりました。

でもその後はブームも落ち着いていました。

「完全無欠コーヒー」なるものも流行り、

「その時は自分もバターじゃなくてギーを入れて飲んでいたよー」

と言う方もいらっしゃるかもしれません。

もう一度改めてギーについて
おさらいしてみましょう。(^^♪

ギーは無塩バターから
水分・タンパク質・糖質など
不純物を除いて、純粋な脂肪分
だけになった【精製されたバター】
のことです。

体内で消化するときには
もう燃えカス(未消化物)が出ない
ほどの純度の高さ。

乳糖不耐症の方でも召し上がれると
言われています。

弱火で静か丁寧に熱していくので
ビタミンも壊れません。✨✨✨

市販品もありますが、せっかくですので
グラスフェッドバターを手に入れ

木べら片手にバターを見守る静寂の時を過ごす事を
オススメしたいです。

バターが仕上がりのタイミングを知らせるとき、
その香りが一瞬だけ変化します。

静か~な緊張感~❕
その一瞬を見逃さないぞ~!(^^)!

見逃すとギーバターではなく焦がしバターになります。(笑)

ギーは食べたり、マッサージに使ったり、火傷に用いて治療したり…。
(ギーは冷性オイルなので炎症を取ります。)

またインド本国では神聖な儀式(結婚・葬儀)や神様へのお供物として、
大切に扱われるものでもあります。

ギーオイルランプといい、明かりをともすギー用のランプもあります。

儀式であかりを灯す時にも使います。

私が持っているランプはこちら。↓↓↓

 

シンプルさが好きで買い求めましたが、

例えば蓮の形をしたり、
ぞうさんが装飾されたり
素敵なものもたくさんあります。

またギーはインドでも決して安価な油ではなく、
神事や儀式にも欠かせない物としても存在しており、
日本人が思っているほど
イージーな感覚で使うものでは
無い印象です。

どこのご家庭の炒め物でも
毎回ギーが活躍〜!
と言うような使い方では
ないかもしれませんね。

日本国内ではインド料理が好きな方が
チャパティーにつけたり、

トーストに塗っていただいたり
バターコーヒーにする…などで
使われていると思います。

本当は製菓にも料理にも
普通にちゃんと使えますが

まだ日本にはなじみが少ないので
調理人さんも手に取りにくいのかも
しれません。

プロのパティシェさんでも
ギーバターを使うのは

長期保存をしたい【シュトーレン】
のような季節限定のお菓子だけだと
言っていました。

世界でも有数の質の良い油。

ギーの純粋性は生命を養う活力素
(アーユルヴェーダではコレをオージャスと呼びます。)
を高めると言われています。

日本の食卓でもぜひオリーブオイルのように
定着してほしい油です。

まとめ

今日の記事は神聖で純粋性の高い【ギー】について書きました。

・ギーとは何か?
・ギーとバターの違いは?

そしてギーが食用以外にもどんな存在なのかの雰囲気も
一緒に感じて頂けたらとても嬉しいです。

バターが原料ですから、乳製品のニオイは
どうしてもしますのので、ニオイが苦手な方は

・料理ならニンニクを同時に使う
・スキンケアなら鼻周りを避ける👃

など工夫してみてくださいね。

冬の「かかと割れ用」みたいな使い方なら
乳製品のニオイが嫌いな方でも問題ないと思います。

そろそろ我が家のギーもなくなりそうなので、
準備が整ったらギー作りを動画にしようかな。☆彡

ギー作りの動画なんて果たして
見ていただけるものでしょうか...❓❓❓(^^)

それでは今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

またお立ち寄りくださったらとっても嬉しいです。💛👋

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